
ソーシャルワーク
メゾ・ソーシャルワーク(集団援助)の効果
1)メゾ・ソーシャルワークの効果
他のメンバーの観察による効果
・グループの中で他のメンバーを観察することにより、自分のことを客観視したり、自分の問題を改めて確認したり、新しい見方を獲得したりする機会となる
共通の問題をもつ人の意見による効果
・グループの中に自分と似た問題をもつ人を見出し、共感することによって自分一人で問題を抱えて孤立した状態から抜け出すことができる
役割の交換による効果
・リーダーシップをとったり、逆に教えを受けたり、グループ内でメンバーの役割を交換することが、自分のことを新たな視点から考えるきっかけになる
・ソーシャルワーカーもすべての場面でリーダーであるわけではなく、援助される側にまわることもある
多様な交流による効果
・グループ内のメンバーと多様な交流をすることで、自分の新しい役割や目標、興味の対象を見つけたり、自分に自信をもったりすることができ、生活全体の活性化につながる
援助を他人と分かち合う体験
・仲間の力の大きさを信頼し、ソーシャルワーカーの援助を他人とわかち合う体験をする
2)ソーシャルワークの働きかけ
・集団家庭(グループプロセス)に対し、ソーシャルワーカーが意図的に介入することで起こった新たな動きを、グループワーク過程という
・メゾ・ソーシャルワークとは、前述の5つの効果を個別援助過程と結びつけ、グループプロセスに意図的に介入していく技術とも言える
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