支援困難事例(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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支援困難事例

支援困難事例の3つの発生要因
1)個人的要因
・強い不安、精神的不安定、気力・意欲の低下、判断能力の低下や不十分さ、各種の疾病や障害
2)社会的要因
・生活苦、生活環境の悪化、家族などの疾病や障害、家族との不和や虐待、近隣住民とのトラブル、地域からの孤立
3)不適切な対応
・援助者主導で本人の意思や意向の無視、不十分な連携や協議、ネットワークの機能不全
3つの発生要因に基づく枠組み
・3つの発生要因については、単独ではなく2つまたは3つなど複合的に重なることで支援困難事例が発生する
1)個人的要因+社会的要因
・本人が独居で認知症だが、認知症に対する近隣住民の理解が不十分→独居を望む本人と施設入所を求める近隣住民との葛藤
2)個人的要因+不適切な対応
・本人に脳梗塞による片麻痺があるため、援助者がリハビリを薦めたが、改善がみられない→本人が落ち込み、閉じこもる
3)社会的要因+不適切な対応
・介護者の家族が失業し、生活苦となり、援助者がサービスを大幅に減らした→ストレスの溜まった家族がネグレクト
4)個人的要因+社会的要因+不適切な対応
・本人が認知症を発症し、娘には精神障害がある。援助者は娘へのサポートをすることもなく、娘に親の介護を求める→娘の精神症状が進行し、本人に身体的虐待

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2017.07.21 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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