認知症の定義と原因疾患(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

認知症の定義と原因疾患

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認知症の定義
→意識は保たれているが、脳に病変を生じたために、認知機能が持続的に低下し、生活に困難をきたした状態

認知症の原因疾患
脳変性疾患:アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)
脳血管障害:血管性認知症
外傷性疾患:脳挫傷、慢性硬膜下血腫
感染症:進行麻痺、脳腫瘍、単純ヘルペス脳炎後遺症、エイズ
内分泌代謝性疾患:甲状腺機能低下症、ビタミンB12欠乏症
中毒:一酸化炭素中毒後遺症、メチル水銀中毒、アルコール依存症
腫瘍:脳腫瘍
その他:正常性水頭症、てんかん

アルツハイマー型認知症の特徴
・70歳以上で好発
・女性に多い
・人格の変貌がある
・感情は平板化
・症状は全般的
・脳の状態は、脳萎縮
・初期症状は、近時記憶の障害
血管性認知症の特徴
・50歳以降、加齢とともに増加
・男性に多い
・人格は比較的保たれる
・感情は情動失禁(感情コントロールがうまくできない)
・症状はまだら
・脳の状態は、MRIでの低吸収域の存在
・初期症状は、頭痛、めまい、もの忘れなど
レビー小体型認知症の特徴
・レム睡眠行動障害
・うつ
・臭覚低下
・リアルな幻視
・自律神経症状(起立性低血圧、失神、便秘)
・転倒(発生しやすさが、アルツハイマー型の10倍とされている)

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2017.07.25 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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