認知症の定義と原因疾患(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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認知症の定義と原因疾患

治療可能な認知症
1)慢性硬膜下血腫:手術による血腫除去によって治療が見込まれる
2)正常圧水頭症:シャント術という方法で髄液を消化管のほうに整え流す
若年性認知症
→65歳未満で発症する認知症のこと
特徴
・比較的進行が早い
・就業の継続が出来ず経済的なもんだいを抱える
・統合失調症など他の精神疾患と思われて診断が遅れる傾向があるため、早期に気づき、適切な医療に結び付けることが大切
認知症と区別すべき状態
MCI(Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害)
→健常者と比べると認知機能が低下しているが認知症とはいえない状態
・年間約1割がMCIから認知症に移行すると言われている
せん妄
→意識障害
・原因は、脱水、食事摂取不良、便秘、身体拘束などが多いが、薬剤が原因で生じることが多い
うつ
→認知症との違いは、見当識が保たれていること
・レビー小体型認知症や血管性認知症は、初期にうつ症状を呈することがあり、区別が難しいことがある
認知症の評価と診断
・改訂版長谷川式簡易認知症審査スケール(HDS-R)
・Mini-Mental State Examination(MMSE)
・臨床的認知症尺度(CDR)
これらの検査結果のみで診断することは適切ではなく、脳梗塞や脳出血、脳の委縮の有無を調べるCTスキャンやMRIなどによる検査や、脳の血流量を調べる脳血流SPECT検査も行われる

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2017.07.26 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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