感染症の予防(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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感染症の予防

高齢者にみられる代表的な感染症
尿路感染症
・高齢者に最も多い感染症
・膀胱炎や腎盂炎
・発熱や頻尿、排尿時の痛み、尿閉などで気づく
呼吸器感染症
・肺炎、気管支炎、膿胸、肺結核症など
・高齢者は嚥下機能が低下するので、誤嚥性肺炎が起こりやすい
褥瘡感染症
・褥瘡の患部から細菌が侵入したもの
・仙骨部、大腿骨大転子部、かかとは特に症状が重くなる
菌血症
・感染症により菌が増殖して血液中に流れ出した状態
敗血症
・菌血症が進み、全身で炎症反応がみられる状態
・発熱、ショック、意識障害の激しい症状を呈する
・高齢者では、尿路感染症由来の敗血症が約3割
・次に胆道感染症に由来するものが多いとされる
・抵抗力が低下している場合、重症となる
標準予防策(スタンダード・プリコーション)
→患者や利用者が感染症にかかっているかどうかにかかわらず、普段から全ての患者や利用者に対して感染症に対する予防策を講じること
・普段からの手洗いや消毒を怠らないことや、感染性のあるものに触れる際には防護具を使用するなど
手指衛生
・手指衛生は、流水、石鹸による手洗いと速乾性擦式手指消毒薬(アルコール製剤など)による手指消毒を言う
・手洗いは、指先、指の間、親指、手首を洗い忘れないようにする
・手指消毒は、手のひら、手の甲、指の間、手首にも擦り込ませるように洗う
・「1ケア1手洗い」「ケア前後の手洗い」が基本
・手袋を使用した場合も、使用後は手指衛生を行う

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2017.08.13 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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