相談面接の原則

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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相談面接の原則

相談面接における4つの基本的視点
1)人権尊重と権利擁護
・尊厳の尊重
・援助者側が人として対等であることをさまざまなメッセージで伝える必要性
2)生活の全体的把握
・生活を生命、日々の生活、人生の3レベルのそれぞれの相互関連を視野に入れて全体的にとらえる必要性
3)自立支援・自己決定・社会参加の拡大
・クライエント本人の自立を促進し、自己決定の力を強めていく方向性
・クライエントに関する情報を固く守る必要性
4)専門的援助関係と職業倫理
・クライエントの友人や知人ではなく、専門職としての立ち位置で援助を展開する必要性
・クライエントに関する情報を固く守る必要性
相談面接における実践原則
1)個別化の原則
・同じ要介護状態区分であっても、背景は異なるため、ひとり一人を個別的に考え-、一般論で片付けない姿勢が重要
2)受容と共感の原則
・クライエントの訴えを受け止めること
・クライエントの置かれている立場を理解し共感する姿勢が重要
3)意図的な感情表出の原則
・クライエントの感情を表出できるように配慮すること
・感情に目を向けることで、面接を実質化させることができる
4)統制された情緒関与の原則
・クライエントの感情に巻き込まれず、情緒的レベルで関与を続ける
5)非審判的態度の原則
・援助者側の価値観や社会通念から、クライエントを一方的に批判しない姿勢が必要
6)自己決定の原則
・自己決定は人生の統合の基本的条件
・あらゆる手段を尽くして自己決定能力発揮の場合を拡大することが求められる
7)秘密保持の原則
・クライエントの家族であっても、クライエント本人の承諾のもと情報提供する必要がある
8)専門的援助関係の原則
・面接場面で起こることの最終責任は、相談援助者側にあることを自覚する

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2017.08.20 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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