
検査値とその意味
臨床検査
→医療機関などで行う、健康状態の把握、病気の診断や治療効果の判定、経過観察などの目的で行われるさまざまな検査のこと
さまざまな検査
BMI(Body Mass Index)
・BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
・低体重<18.5~25≦肥満
・低栄養リスク:6ヶ月で2~3kg以上の体重減少、あるいは6ヶ月で3%以上の体重減少がある場合
総たんぱく、アルブミン
・血液中に含まれるたんぱく質の総称を、血清総たんぱくという
・血清総たんぱくの主成分はアルブミンで、肝臓で合成される
・低栄養のリスクは、アルブミン値が3.5g/dL以下
肝機能
・AST(GOT)、ALT(GPT)は、肝・胆道疾患の指標
・ASTは、肝臓以外に心臓、筋肉などの疾患や溶血性疾患で上昇する
・γーGTPは、脂肪肝やアルコール性肝炎などで上昇する
腎機能
・クレアチニンは腎機能が悪くなると高値となる
・血清クレアチニンの値と推算糸球体ろ過量(eGFR)から、慢性腎臓病(CKD)の進行程度を推定できる
・但し、筋肉量が低下している場合には、血清クレアチニンは低値となる
・血中尿素窒素(BUN)は、腎機能が悪くなると高値となる
・血中尿素窒素(BUN)は、脱水、高たんぱく食、消化管出血、悪性腫瘍、高熱などの消耗性疾患の場合でも高値となる
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