
検査値とその意味
血算
・血算とは、赤血球、白血球、血小板の検査のこと
・赤血球が少ない:大球性貧血
・白血球が多い:細菌感染、炎症、喫煙、副腎皮質ステロイド投与、ストレス、悪性腫瘍、白血病
・白血球が少ない:ウイルス感染症、再生不良性貧血
・血小板が多い:炎症
・血小板が少ない:薬剤性、肝硬変、播種性血管内凝固症候群(DIC)
血糖
→血糖値は、糖尿病診断の基本となる検査
・空腹時血糖値の正常値:110mg/dL未満
・空腹時血糖値の糖尿病域:126mg/dL以上
・食後血糖値の正常値:140mg/dL未満
・食後血糖値の糖尿病域:200mg/dL以上
ヘモグロビンA1c(HbA1c)
→糖がヘモグロビンと結合している割合を示す
・HbA1cの値は、過去1~2ヶ月の平均的な血糖レベルを反映している
C反応性たんぱく質(CRP)
→感染症などの炎症性疾患における炎症の程度を判定する検査
・感染症以外に悪性腫瘍、関節リウマチ、膠原病、梗塞、組織破壊などでも高値となる
電解質
→通常、血清中の濃度が一定に保たれているが、脱水や水分過多、腎機能障害、降圧薬、利尿薬、強心薬、副腎ステロイド薬などの薬剤投与で異常値となることもある
心電図
→不整脈、心筋梗塞、狭心症などの診断には不可欠な検査
・脈の結滞や胸痛などの臨床症状があるときには、まず行う検査
・不整脈や狭心症が疑われる場合は、24時間心電図(ホルダー心電図)の検査も行われる
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