
検査値とその意味
X線検査(レントゲン検査)
・胸部X線検査は、呼吸器疾患、心疾患の診断に有用
・結核や肺炎などの感染症や肺気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺がんの発見にも有用
・心不全による心拡大や胸水の貯留にも有用
・腹部X線検査は、イレウス(腸閉塞)、消化管穿孔、尿管結石に有用
・頭部CT検査は、脳血管障害、頭部外傷の診断に用いられる
尿検査
→尿糖、尿たんぱくの検出に用いられる
・糖尿病、腎臓病のスクリーニング検査、尿路感染症の診断にも重要
バイタルサイン
体温
・37度以上を発熱あるいは高体温、34度以下を低体温という
発熱の原因
・主に感染症のサイン
・悪性腫瘍、悪性症候群、膠原病、甲状腺機能亢進症、熱中症、脱水など
低体温の原因
・環境、低栄養、甲状腺機能低下症、薬剤など
高熱の原因
・悪性症候群(抗精神病薬を増量した際や、抗パーキンソン病薬の急激な中止・減量などで起きる)
熱型
稽留熱:解熱せずに持続する発熱
→肺炎、感染性心膜炎、腫瘍熱
間欠熱:急激な発熱と解熱を繰り返す
→敗血症、カテーテルからの菌血症(中心静脈栄養法を行っている場合)
弛緩熱:完全に解熱せず、微熱になって高熱になる
→インフルエンザ、肺炎、腫瘍熱
回帰熱:有熱期と解熱期を繰り返す
→胆道感染症
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