
高齢者に多い疾病
不整脈
→心臓の拍動の異常のこと
1)頻脈性不整脈
・拍動が1分間に100回以上
・失神や動悸を伴った場合は、精密検査が必要
2)徐脈性不整脈
・拍動が1分間に60回未満
・失神や血圧低下など、生活に支障のある場合は人工的に拍動させるペースメーカーの植え込み
3)心房細動
・心房細動によりできた血栓がはがれて脳血管をふさくごと(心原性脳塞栓)により、脳梗塞をきたすことが多い
・加齢とともに発生頻度が高くなる
・脳梗塞予防のため、ワーファリンなどの抗凝固薬が使用される
閉塞性動脈硬化症(ASO)
→動脈硬化によって血管が狭くなったり詰まったりしたために、抹消まで十分な血液が送られなくなった状態
症状
・大腿動脈の狭窄により、歩行時の下肢の痛み(休むと回復)が出現する(間欠性跛行)
※間欠性跛行:足の痛みやしびれにより途中で歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる症状
・進行すると安静時でも痛みが消えず壊死することがある
対応
・血管拡張、血液の状態改善のため、血管拡張剤、抗血小板薬を使用する
・閉塞した血管を通すためは、血管を取り換えるために、カテーテルを用いた血管拡張術、人工血管によるバイパス手術を行う
生活上の留意点
・動脈硬化の予防に留意する
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