高齢者に多い疾病(10)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者に多い疾病

肺炎
→ウイルスや細菌などの病原性微生物の感染によって起きる肺の疾患
・風邪などに引き続いて発症するものと誤嚥が原因の誤嚥性肺炎とがある
症状
・発熱と咳
・高齢者の場合、症状が出にくいことも多い
・呼吸数増加や頻脈に注意が必要
対応
・抗生物質の投与が主な治療法
・体力の低下している高齢者の場合、回復が難しいこともある
生活上の留意点
・高齢者は軽い風邪から肺炎になることもすくなくないので、風邪の予防に留意する
・食事中のむせなどにも留意する
肺結核
→結核菌が排に感染した疾患のこと
・高齢者の場合、若い頃に感染し体の中にいた結核菌が細胞性免疫力の低下に伴って再度活動し始めることで発症する
症状
・咳、痰、血痰、喀血、胸痛、発熱などが基本的な症状
・高齢者は症状が乏しい
治療
・抗結核剤による薬物療法が中心
・3剤併用がよく行われる
対応
・結核菌が咳などに伴って体外に出ている患者は、都道府県知事による指定医療機関への入院が勧告されることがある
・菌の排出がない患者でも多くが入院治療となる
急性上気道炎
→主に上気道(鼻、咽頭、喉頭)に広がって急性炎症をきたす疾患で、いわゆる風邪症候群
・風邪の原因の大半はウイルスで、安静や水分摂取によりいずれ自然治癒する
急性気管支炎
→上気道から気管、気管支へと炎症が波及することで発症する
・ウイルスによるものが多いが、二次性の細菌感染が起こる場合もあり、抗菌薬を使用することがある

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2017.09.16 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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