在宅での医療管理(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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在宅での医療管理

在宅中心静脈栄養法
→口から物を食べることができなくなってしまった人、腸からの栄養吸収(経管栄養法など)ができなくなった人に対して行われる
・カテーテルを使用する場合と皮下植え込み式ポートを使用する場合がある
目的
・栄養状態を確保すること
方法
・鎖骨付近から上大静脈に向けてチューブを挿入し、点滴と同じ方法で高カロリー輸液を投与する
注意点
・点滴バッグ・ルート(管)の扱い
・カテーテル刺入部の清潔
・入浴は可能だが、配慮が必要なため、医療者との相談が必要
在宅経管栄養法
→嚥下障害や意識障害などにより、経口から栄養の摂取ができない患者に行う
・経鼻胃管、胃ろう、P-TEG(食道ろう)、腸ろうがある
目的
・栄養状態を確保すること
方法
・経鼻胃管は、鼻から胃まで届く管を入れる
・胃ろうは、腹部の皮膚から胃に達する穴を開けて、カテーテルを留置する
注意点
・経鼻胃管では、カテーテルが抜ける危険性がある
・カテーテルが抜けると流動食が肺に入る危険性がある
・カテーテルが同じ場所に接触していると、鼻腔などに潰瘍をつくることがあるので、固定用のテープを貼り換えるときは、別の場所に貼るようにする
・胃ろうでは、ろう孔周囲の皮膚トラブルに注意する
・栄養剤を注入するときは、胃から食道への逆流やそれに伴う誤嚥を防ぐため、利用者の上半身を30度以上起こす
・栄養剤の注入速度が速すぎると下痢や嘔吐の可能性があるので、適切な速度で注入する
・経管栄養でも入浴は可能

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2017.09.19 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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