
高齢者の脱水対策についてご紹介します。
成人の場合、一日に必要な水分量は、約2.5リットルです。
3度の食事で約1.2リットル、体内で作られる水分は0.3リットルほどあるため、残りの1リットルは、水分として補給する必要があります。
上手な水分補給の仕方を以下に示します。
・1時間に1回を目安に
高齢者の場合、のどの渇きを感じにくいため、1時間に1回、コップ半分ほどの水分を補給する習慣をつけるのが理想です。
・入浴する前後に
入浴すると、汗で水分が失われるます。入浴する前と後に、コップ半分ほどの水分を補給しましょう。
・夜、寝る前と、朝、起きた後に
寝ている間でも、呼吸や汗で水分が失われます。夜、寝る前と、朝、起きた後、コップ1杯くらいの水分を補給しましょう。
・冷房や暖房の効いた部屋にいるときはこまめに
冷暖房などエアコンの効いた部屋は空気が乾燥しやすいので、こまめに水分を補給する必要があります。運動や作業の後、飲酒の後も、忘れずに水分補給をしましょう。
軽度や中程度の脱水症が起こった場合、塩分の補給をせず水分だけを補給すると、体液がかえって薄まってしまい、塩分不足がさらに進むことがあります。
脱水症の予防や治療には、体液に近い「水分+塩分」と、その吸収スピードを高める「糖分」を一緒にとる必要があります。
この塩分と糖分をバランスよく配合した「経口補水液」を1日当たり、500mlから1000ml、飲むのがいいでしょう。
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