経済政策論

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

CIMG7478_convert_20150912145804.jpg

経済政策論

ベヴァレッジ報告
→イギリス社会の再建を目指す上で、それを阻害する要因は、窮乏、疾病、無知、不潔、怠惰の5つの巨人
・これらが窮乏を中心に相互に関連しあって、社会の繁栄を阻んでいる
1)窮乏を根絶するためには、社会保険が有効である
2)他の巨人に対しては、総合的な社会保障制度が必要である
・国家は、ナショナル・ミニマムを保障すべきである
・社会保険とは、均一の拠出と均一の給付によるフラット・レートの制度で、すべての国民にニーズ調査や資産調査とは関係なく普遍的に適用し、最低限所得を保障する
・ベヴァレッジ報告の提言によって、「ゆりかごから墓場まで」と言われる福祉国家(大きな政府)の社会保障理念を確立した
大きな政府
→国民の福祉の増進のために、国家が積極的役割を果たす
思想的根拠
1)経済政策=ケインズ主義
・危機的な状況になる前に、国家が経済に介入する
2)社会政策=ベヴァレッジ報告
・貧困をなくし、ナショナル・ミニマムを保障し、豊かな社会を創る
小さな政府(サッチャーリズム)
→公費削減と民間活力の推進
思想的根拠
新自由主義(ハイエク・フリードマン)
・国家による市場介入を最小にすることで経済成長を達成する
第三の道(トニー・ブレア首相)
・PPP(Public-Private-Partnership):公と民のパートナーシップ
・働くための福祉プログラム(Welfare to work program)
思想的根拠
第三の道(ギデンス)
・新たな福祉国家は、教育や職業訓練などにより人的資源に投資するポジティブ・ウェルフェア(自立型福祉)を提唱

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護福祉士へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2017.10.27 09:19 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |












管理者にだけ表示