
福祉政策とその構成要素
累進性
・課税対象が高いほど税負担が重くなる(所得税)
・高所得者ほど多くの税金を負担することになる(垂直的公平)
逆進性
・課税対象の高低にかかわらず税負担の割合が変わらない(消費税)
・消費税の額が同じなら、所得の大きさに関係なく同じ負担を負う(水平的公平)
給付付き税額控除
・税額控除と手当給付を組み合わせた制度
・算出された税額が控除額より多い場合は税額控除、少ない場合は給付を受ける
・通常の税額控除や所得控除と違い、課税所得がない低所得者も恩恵を受けられる
ワーク・ライフ・バランス
→仕事と生活の調和
・国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択、実現できることを目指す
ディーセント・ワーク
→働きがいのある人間らしい仕事
福祉サービスの提供方法
ブラッドショーによるニードの4類型
1)規範的ニード(ノーマティブ・ニード)
・望ましい基準と現状とを比較して、ある個人や集団がその基準から乖離した状態にある場合にニーズがあると決める
2)感得されたニード(フェルト・ニード)
・サービスの必要性を個人が自覚したニード
3)表明されたニード(エクスプレスド・ニード)
・個人がニードを自覚したうえで、実際にサービス利用を申し出たニード
4)比較ニード(コンパラティブ・ニード)
・サービスを利用している人々と比較して、それと同じ特性を持ちながらもサービスを利用していない人々がいた場合に、ニーズがあると判断するもの
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