
福祉国家をめぐる理論
福祉国家
→国民全体の福祉を目的とした国家であり、第二次世界大戦後のヨーロッパ諸国において典型的な発展をみた
・国民の福祉を増進するために国家が規制的な手段を用いて積極的役割を果たすべきであるという考え方に基づいて運営されるマーシャル
・シチズンシップ(市民権)を「ある共同社会の完全な成員である人々に与えられた地位身分」と定義した
・市民的権利、政治的権利、社会的権利の3つに分類し、福祉国家は社会的権利が市民資格に参入された段階で成立すると主張した
1)市民的権利
・18世紀に成立した権利
・人身の自由、言論・思想の自由、財産権など個人の自由のために必要な権利をいう
2)政治的権利
・19世紀に成立した権利
・政治家を選出する、あるいは政治家になるなどして政治に参加する権利をいう
3)社会的権利
・20世紀に成立した権利
・社会の標準的な水準に照らして文明市民としての生活を送る権利を含めたさまざまな権利をいう
ハイエク
・新自由主義の立場から、市場における自由な経済活動に干渉するような政治のあり方を批判した
・著書「自由の条件」において、「福祉国家が自由な社会に危険をもたらした」という表現を用いて福祉国家を批判した
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