
夏に特に気を付けたいのは、熱中症の他に、食中毒対策も大切です。
食中毒の種類、特徴、症状などを簡単にご紹介します。
食中毒とは、有害な微生物や毒素を含む食品をとることで起きる下痢や嘔吐などの疾病のことです。
主な原因は、肉、魚、貝、卵などの付着した原因菌を食べたり、飲んだりすることで起きます。
主な症状は、気持ちが悪くなって嘔吐したり、腹痛や下痢、発熱など。特に、小児や高齢者は、脱水症状や血便を伴うこともあります。
数ある食中毒の中でも、特に気をつけたいのは、細菌性食中毒とウイルス性食中毒です。
・細菌性食中毒には、サルモネラ菌、カンピロバクター、O157(腸官出血性大腸菌)などがあり、夏に多く発生します。
・ウイルス性食中毒には、ノロウイルス、ロタウイルスなどがあり、冬に多く発生します。
発生件数の多い食中毒
1.ノロウイルス
発生件数第一位。弁当や惣菜といった複合調理食品や二枚貝などが主な原因。感染力が極めて強いのが特徴。
2.カンピロバクター
主な原因食品は、鶏肉。潜伏期間が2日から5日間と、比較的長めなのが特徴。他に、下痢便には腐敗臭がします。
3.サルモネラ菌
卵や食肉、それらの加工品が原因。潜伏期間は12時間から24時間と短く、下痢や嘔吐を引き起こします。
食中毒の細菌の多くは、10度から40度が増殖する温度範囲です。また、無味無臭で付着しても気が付かないのが特徴です。
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