
相談援助の実践モデルとアプローチ
4.機能的アプローチ
1)機能的アプローチの提唱者と概要
・タフトやロビンソンらが代表的な提唱者
・機能的アプローチはワーカー主導の援助を中心とした診断主義アプローチを批判する理論として体系化された
・ランクの意思心理学を基盤としており、意志心理学では人間が自ら成長しようとする意志の存在を強調している
2)機能的アプローチの特徴
・機能的アプローチでは、クライエントの主体性を重視し、クライエント、ワーカー、社会機関の3つの要素の相互関係によって援助を展開する
・クライエントにニーズを機関の機能との関係性において明確化し、その機能を個別化して提供する
5.問題解決アプローチ
1)問題解決アプローチの提唱者と概要
・パールマンが代表的な提唱者
・問題解決アプローチでは、長期援助を視野に入れてワーカーとクライエントの関係を軸として、問題解決を図ろうとする
・パールマンは、問題解決アプローチを提唱することにより、診断主義アプローチと機能的アプローチの統合・折衷を図ろうとした
2)問題解決アプローチの特徴
・問題解決アプローチでは、クライエント自らの問題解決能力(ワーカビリティ)を活用することによって、生活上の課題を遂行できるようはたらきかける
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