システム理論

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システム理論

システム理論とは
→自然科学の領域において発展した理論で、全体は多様な要素から成り立っており、それぞれの要素は相互に連携しながら、全体としてのシステムを構成しているとう考え方を意味する
・システム理論をソーシャルワーク領域に適用する場合、個人と環境の相互作用の重視、個人と環境の適合に焦点を当てた援助といった意味合いで用いられる
1)一般システム理論
・ベルタランフィによる理論
・ソーシャルワークが対象としている個人、家族などの小集団、地域社会などのコミュニティは、それぞれ分断されたものではなく、連続したものであり、最小の単位である個人はシステムに内包されたものであるとする考え方
2)ピンカスとミナハンのシステムモデル
・ピンカスとミナハンは4つのシステムモデルを提唱し、ワーカーとクライエントのダイナミックな相互関係に基づいたケースワーク理論を構築使用とした
クライエント・システム
→援助の対象となるシステムのこと。援助やサービスの利用を必要とする個人、家族、集団、地域社会など
アクション・システム
→変化を起こすために動員されるシステムのこと。人材、社会資源や情報の提供、援助活動など。働きかけの主体にはクライエント自身も含まれる
ターゲット・システム
→働きかけにより、問題解決のために必要とされる変化を起こす対象となる個人、集団、組織など
ワーカー・システム
→ワーカーやワーカーが所属する機関や施設、およびそれらを構成しているスタッフ全体のシステム。チェンジ・エージェント・システムとも呼ばれる

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2017.12.20 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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