
アメリカのコミュニティ・オーガニゼーション
セツルメント運動
・コイトが1886年、ニューヨークに設立したネイバーフッド・ギルが、アメリカのセツルメント運動の始まりとされる
・その後、1889年にアダムスがシカゴのスラム街に設立したハル・ハウスはアメリカのセツルメント普及のきっかけになるとともに、社会改良の近代化に貢献した
コミュニティ・オーガニゼーションと共同募金
・社会事業の経営困難への対応策とし、1913年、クリーブランド市で「コミュニティ・チェスト」と呼ばれる募金活動が実施され、これが今日の共同募金制度の先駆けとなった
・コミュニティ・オーガニゼーションは、1939年のレイン報告で「ニーズ・資源調整説」として理論的に体系化された
・コミュニティ・オーガニゼーションの一般的な目標は、社会資源と福祉ニードの間の斬新的な、さらに効果的な調整をもたらし、かつ維持することである
コミュニティ・オーガニゼーションの展開
・ロスは、コミュニティ・オーガニゼーションの方法論を体系化し、問題解決のためには計画立案が不可欠であり、小地域組織化による住民の直接参加と協働を促進し、弱体化する地域社会の民主的な再組織化への合意形成の過程が重要であるとした
・ニューステッターは、インターグループワークを理論化し、地域社会の集団関係の調整を重視した地域組織化をコミュニティ・オーガニゼーションの基本プロセスに位置づけた
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