組織に関する基礎理論(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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組織に関する基礎理論

科学的管理法
・テイラーは、給与を算定する際の明確な基準が存在しないために労働者の労働に対する意欲が失われていたことを背景に、給与を算定する際の基準となる考え方として、科学的管理法を提唱した
・科学的管理法の中心となるのは、労働者の標準的な作業量である「課業」を設定し、課業の達成状況に応じて給与を決定するという考え方
バーナードの組織論
・バーナードは、達成しようとする目的が個人で達成することが不可能ないし困難なものである場合に、複数の人間が協力してその目的を達成しようとする考え、そのための仕組みを「協働体系」と称した
・協働体系の中核にあるのが組織であり、「2人以上の人々の意識的に調整された活動や諸力の体系」と定義される
・バーナードは、組織が成立するための要件として、以下の3つを提示した
1)共通目標:組織のメンバーが共有する組織としての目標
2)協働意欲:組織のメンバーが共通目標を達成しようとする自発的な意欲
3)コミュニケーション:組織内における各種の情報を伝達すること
・バーナードは、管理者が下した指示・命令を部下が受け入れ、それに基づいて行動することによってはじめて管理者の権限が生じるとする権限受容説を主張した
・権限が受容される条件として、指示・命令等が、理解できるものであること、組織の目標と矛盾しないこと、構成員の利益と矛盾しないことなどが挙げられる

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2018.01.10 05:00 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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