
社会的役割
役割とは
→ある地位にふさわしいように集団や社会から期待され、行為者によって取得される行動様式
・地位と役割は同じ現象にかかわるものであり、地位が位置という形式的な側面からとらわれたものであるのに対して、役割は行為という具体的なで内容的な側面からとらえたものである
1)役割期待
・他者や社会から、一定の地位にいる者が果たすべき典型的な行動を遵守し行為を遂行するよう期待すること
2)役割取得
・他者が自分に期待している行動を認識・内面化して自分の行動を統制するようにすること
3)役割形成
・既存の役割期待の枠を超えて、他者の役割期待を自ら修正・変更・再構成して、新たな人間行為を展開すること
・ターナーが提唱
4)役割距離
・意図的に役割期待と少しずれた形で役割行動や役割遂行をすること
・他者の期待からの相対的自由と自己の自立性が確保されることになる
・ゴッフマンが提唱
5)役割交換
・夫と妻など相互に相手の役割を演じ合うことによって、相手の立場や考え方を理解し合うこと
6)役割葛藤
・保有する複数の役割間の矛盾や対立から心理的緊張を感じること
・妻という役割・母という役割・会社員としての役割の間に矛盾や葛藤が生まれることなど
7)役割猶予
・社会秩序の一部に結び付けられる前の、試行錯誤を試みる青年期の期間
8)役割分化
・社会システム内の諸役割が相互に区分され多様化し異質化していう過程
9)役割認知
・他者の役割期待に対して当事者が自分で作り上げる役割のイメージ
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