
がん
疾患
・増殖したがん細胞が、正常な細胞や臓器自体に障害を起こし、他の臓器に転移しながら全身を蝕む
・経過は、病状により数日から数ヶ月までさまざま
・末期の場合、日ごとに病状が変化することもあり、迅速な対応が必要なケースもある
・病状の変化だけでなく本人、家族の心理的ケアも重要
症状
・罹患臓器によって異なるが、疼痛、倦怠感、食欲不振、摂食困難、嘔吐、下痢、便秘、呼吸困難、発熱、せん妄など
・がん性疼痛は、本人の生活に大きく影響を与える
・不安や喪失に基づく心の叫びとも言える痛み(スピリチュアルペイン)もあり、心理的にも大きな影響を与える
・食欲不振、嘔気、味覚異常、摂食障害など食事に関する症状も多く、やせてきたり栄養障害をもたらす
治療方法
・抗がん剤、手術、放射線治療などが基本
・末期の場合は緩和ケアが中心となり、疼痛には医療用麻薬が用いられ、食欲不振にはステロイド薬、呼吸困難には在宅酸素療法なども導入される
・がんと診断された早期からの緩和ケア介入が、予後にも効果的とされ、積極的に勧める価値がある
よく使われる薬
・一般的な鎮痛薬、医療用麻薬が使用される
・オピオイドの場合、嘔気、便秘、ふらつきに注意を要する
・弱オピオイド:トラマドール
・強オピオイド:モルヒネ、オキシコドン(内服、注射)、フェンタニル(貼付剤、注射)
・レスキュー薬:オプソ、オキノーム
・ステロイド薬:プレドニン、リンデロン
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