
糖尿病
疾患
・1型糖尿病は、インスリン分泌が枯渇した病態
・2型糖尿病は、肥満や運動不足などによりインスリン抵抗性が増す病態
・放置すると全身の血管障害が生じ、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害という三大合併症につながる可能性がある
・空腹時血糖値が2回以上126ml/dLを上回るかHbA1cが6.5%以上になると糖尿病と診断される
症状
・口渇、多飲、多尿などが代表的な例だが、高齢者の場合これらが出にくいとされている
・動脈硬化:心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症を起こしやすくなる
・糖尿病性腎症:腎不全から透析治療が必要となり、糖尿病性網膜症になると失明につながる
・糖尿病性神経障害:しびれや感覚麻痺などの症状が現れる
・感染症にかかりやすい
・認知症になりやすい
・インスリン注射や血糖降下薬により低血糖症状を起こすことがあり、意識障害に注意が必要
治療方法
・1型にはインスリンを自分で注射する
・2型には主に内服薬が用いられるが、インスリン自己注射が導入されることもある
・摂取カロリー制限などの食事療法と運動療法などの生活習慣改善対策が基本となる
・血管保護のため、通常よりも低めに血圧をコントロールするよう高血圧ガイドラインで勧められている
よく使われる薬
・インスリン注射薬
1)速効性:ヒューマログ、ノボラビット、ノボリンR
2)中間型:ノボリンN
3)持続型:ランタス、レベミル
4)混合型:ヒューマログミックス、ノボリン30R
・経口血糖降下剤
1)SU剤:アマリール、グリミクロン
2)ビグアナイド薬:メトホルミン、メトグルコ
3)インスリン抵抗性改善薬:アクトス
4)αグルコシターゼ阻害薬:ベイスン、セイブル
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