誤嚥性肺炎

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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誤嚥性肺炎

疾患
・ものを飲み込む嚥下機能が低下し、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまう
・食べ物だけでなく、口腔内の雑菌が含まれた唾液を無意識に誤嚥することにより発症するとされる
・夜中、知らないうちに誤嚥していることも多い
・高齢者では嚥下反射の低下により誤嚥しやすく、口腔内の不潔と免疫力の低下によっても発症リスクは高まる
・胃瘻管理下でも誤嚥性肺炎のリスクはある
症状
・発熱、咳、膿のような痰が典型的な症状
・上記の症状がなく、元気がない、食欲がない、のどがゴロゴロと鳴る、痩せてきた、声がか細くなったなどの非典型的な症状もある
治療方法
・抗生物質の投与で改善する場合もあるが、改善が乏しければ入院が考慮される
・予防が大切で、口の体操、摂食介助、姿勢の工夫ならびに口腔ケア(歯磨きや口腔内の清潔を保つこと)が重要
・誤嚥を起こしやすい薬にも注意が必要。睡眠薬や筋肉をほぐす薬を服用しているときは夜間に誤嚥リスクが高まる可能性がある
よく使われる薬
・誤嚥性肺炎を起こしてしまっている場合には、抗生物質が用いられる
・嚥下障害に効果があるとされるもの
ACE阻害薬:レニベース
・嚥下反射を促す降圧薬
ドーパミン製剤:シンメトレル(ドーパミン補充で嚥下反射の改善をする)

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2018.02.13 05:13 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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