関節リウマチ

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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関節リウマチ

疾患
・免疫異常により関節の滑膜という部分に炎症を起こし、痛みや変形を起こす疾患
・30から60代の女性に多く、放置すると生活に支障を来し、要介護状態になることもある
・最近では治療法が進歩し、重篤な障害を残すことは少なくなったが、高齢者では強い関節変形を残し運動障害などから要介護状態の人も多い
症状
・3つ以上の関節を指で抑えたり動かしたりすると痛みを感じる
・2つ以上の関節に炎症による腫れがみられる
・朝のこわばりがみられる
・皮下結節がひじやひざなどにみられる
・血液検査で赤沈に異常がみられる、またはCRPが陽性
・血液検査でリウマトイド因子が陽性
上記6項目のうち、3項目以上あてはまる場合、早期関節リウマチとする
※日本リウマチ学会の診断基準(1994)
治療方法
・症状を抑えることと関節破壊の進行を抑えることが重要
・症状を抑えるには炎症などの程度により、非ステロイド系鎮痛剤(NSAID)やステロイド剤を使用する
・関節破壊の進行を抑えるには、抗リウマチ薬を長期服薬することになる
・以前は慢性リウマチと呼ばれていたが、適切に治療すれば慢性化を防ぐことができるようになり、病名から慢性という言葉が外れるようになった
よく使われる薬
・関節の腫れや痛みを抑える
NSAID(消炎鎮痛薬):ロキソニン、セレコックス
・炎症強い場合に使用する
ステロイド:プレドニン、リンデロン、デカドロン
・第1選択として長期間服用する
抗リウマチ薬:リドーラ、リマチル、リウマトレックス
生物学的製剤:レミケード、アクテムラ、オレンシア(定期注射薬)

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2018.02.14 07:21 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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