
疥癬
疾患
・ヒゼンダニというダニによる感染症で、免疫力の弱い高齢者や生活環境のよくない場合に発生することがある
・院内や施設内でも集団発生することもある
・皮膚接触あるいは衣類、寝具、皮膚の落屑を介して感染するが、発症には1から2ヶ月を要する
・一般的には感染力は強くないが、まれに感染力の強い角化型疥癬(ノルウェー疥癬)があり、その場合は注意が必要
治療法法
・駆虫薬の内服とかゆみを抑えるかゆみ止めの外用薬が用いられる
・通常の疥癬の場合、感染力は強くないので隔離までは必要ない
・角化型疥癬の場合、集団感染を防ぐために隔離、ガウン、手袋、手洗いなどの予防策がとられる
症状
・発疹と強いかゆみが特徴で、老人性の湿疹や掻痒症として誤って治療されていることも多く、一向に改善せずひどい痒みで眠れない、落ち着かないなどの訴えがある場合は疑う必要がある
・手の指と指の間に疥癬虫のメスが産卵のためにもぐり込んで生じる疥癬トンネルが見られることがあり、診断の手がかりになることがある
よく使われる薬
・駆虫薬の内服とかゆみ止めの外用薬が一般に用いられる
・駆虫薬
イベルメクチン:ストロメクトール
・外用薬
クロタミトン:オイラックスクリーム等
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