慢性閉塞性肺疾患(COPD)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)

疾患
・喫煙や有害物質などによる慢性的な炎症が肺胞や気管支に加わり、呼吸機能に障害を起こす病態
・肺気腫と慢性気管支炎の総称
・中高年の男性に多く、喫煙が最も影響の強い原因
症状
・気道に炎症があり、湿性痰や咳を繰り返し、体力を消耗してしまう
・進行すると、少し動いただけでも息が切れるなどの症状が目立ち、次第に安静時にも呼吸困難を呈するようになる
・身体もやせが目立ち、虚弱になってADLが低下してしまう
治療方法
1)症状と生活の質(QOL)を改善する
・症状改善のためにステロイドや気管支拡張薬の吸入治療が用いられている
・進行すると、在宅酸素療法が導入される
・栄養状態の改善も課題として必要とされる
2)運動能力や身体能力を向上、維持させる
・呼吸や呼吸筋トレーニング、口すぼめ呼吸、複式呼吸などを指導していく
3)憎悪を予防する
4)疾患の進行を抑制する

・禁煙させる
5)全身併存症や肺合併症を予防する
・予防接種を勧め、感染症予防対策も重要
6)寿命を延長する
よく使われる薬
・全身的な副作用が少ない吸入薬が一般的に用いられている
・気管支を拡張する気管支拡張薬と炎症を鎮めるステロイド薬があり、最近は配合薬がよく用いられる
β2刺激薬:メプチン、セレベント
抗コリン薬:スピリーパ
ステロイゾド薬:フルタイド、キュバール
配合薬:アドエア、シムビコート

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2018.02.19 07:52 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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