精神障害の分類(1)

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精神障害の分類

精神障害
・精神障害は、誰もがかかりうる障害・疾病であるが、症状に個人差が大きく、研究も未発達の部分が多いのが現状
・従って、分類や診断基準は国によっても医師によってもばらつきがあり、具体的な分類や診断基準がないと医師によって診断の違いが生じやすい
・こうした欠点を克服する取り組みの一つが以下のICD-10である
ICD-10
・WHOによる異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うために、診断分類を国際的に統一する取り組みが国際疾病分類(ICD)
・1850年代から検討、修正が重ねられて、現行はICDの第10版として、1990年の第43回世界保健総会で採択されたものであり、ICD-10と呼ばれている
・このうち第5章(カテゴリーF)が「精神及び行動の障害」である
ICD-10 第5章 精神及び行動の障害 大項目
F00-F09:症状性を含む器質性精神障害
F10-F19:精神作用物質使用による精神及び行動の障害
F20-F29:統合失調症、統合失調症型障害及び妄想障害
F30-F39:気分(感情)障害
F40-F48:神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
F50-F59:生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群
F60-F69:成人の人格及び行動の障害
F70-F79:知的障害(精神遅延)
F80-F89:心理的発達の障害
F90-F98:小児(児童)期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害
F99  :詳細不明の精神障害

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2018.02.22 07:50 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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