精神障害の分類(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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精神障害の分類

DSM-5
・2013年5月に発表された
・DSM-Ⅳからの主な変更点は以下の通り
1)診断方法
・DSM-Ⅳで採用されていた「多軸診断システム」を廃止し、さまざまな精神疾患の重複や経過の変化、重症度のレベルについて、「多元的診断(ディメンション診断)」の導入により直接的な判断がなされることになった
2)分類
・障害の分類の大項目が細部化された
主な障害の分類
DSM-Ⅳ:通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断されう障害、精神延滞(Ⅱ類)
→DSM-5:神経発達症群/神経発達障害群
DSM-Ⅳ:せん妄、認知症、健忘症障害、および他の認知障害
→DSM-5:神経認知障害群
DSM-Ⅳ:一般身体疾患による精神疾患
→DSM-5:廃止
DSM-Ⅳ:物質関連障害
→DSM-5:物質関連障害及び嗜癖症の障害群
DSM-Ⅳ:統合失調症及び他の精神病性障害
→DSM-5:統合失調症スペクトラム障害及び他の精神病性障害群
DSM-Ⅳ:気分障害
→DSM-5:双極性障害及び関連障害群、抑うつ障害群
DSM-Ⅳ:不安障害、適応障害
→DSM-5:不安症群/不安障害群、心的外傷及びストレス因関連障害群、強迫症及び関連症群/強迫性障害及び関連障害群
DSM-Ⅳ:身体表現性障害、虚偽性障害
→DSM-5:身体症状症及び関連症群
DSM-Ⅳ:解離性障害
→DSM-5:解離症群/解離性障害群
DSM-Ⅳ:性障害及び性同一性障害
→DSM-5:性機能不全群、パラフィリア障害群、性別違和
DSM-Ⅳ:摂食障害
→DSM-5:食行動障害及び摂食障害群
DSM-Ⅳ:睡眠障害
→DSM-5:睡眠-覚醒障害群
DSM-Ⅳ:他のどこにも分類されない衝動制御の障害
→DSM-5:秩序破壊的・衝動抑制・素行症群・強迫性障害及び関連障害群
DSM-Ⅳ:パーソナリティ障害(Ⅱ軸)
→DSM-5:強迫性及び関連症群/パーソナリティ障害

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2018.02.23 06:42 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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