
統合失調症
統合失調症の病型
1)破瓜型
・青年期から潜行的に発症し、比較的ゆっくりと進行するものの、予後不良のケースが多い病型
・幻覚や妄想はあまりみられず、思考障害と感情鈍麻を主な症状とし、人格荒廃に至ることもある
・自発性が著しく低下するため、周囲から孤立し、自閉的になりやすい
・初期には、不登校や出社拒否になることも少なくない
・無意味な独り言や独り笑いがみられることもある
2)緊張型
・青年期に急激に発症することが多い病型
・緊張病性興奮、緊張病性混迷状態が周期的にあるいは交互の現れる
・常同症、衒奇(げんき)症、拒絶症、カタレプシーなどの症状がみられることもある
・短期間で回復するが、再発を繰り返すことが多い
3)妄想型
・他の病型に比べて発症年齢が高く、20歳代後半からの発症が多い
・幻覚や妄想が主な病状
・被害妄想や関係妄想を生じやすく、体系化された妄想と活発な幻聴がある
・攻撃的あるいは奇妙な行動がみられる
・意欲低下や感情鈍麻など陰性症状は比較的軽度なため、一定の社会生活を維持できることが多い
4)単純型
・周囲の人や出来事に対し、無気力、無感動になり、陰性症状が進み、次第に社会生活が困難になる
・妄想や幻覚があまりみられないため、発症の時期を特定しにくい病型
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