体液

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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体液

体液
細胞内液細胞外液(血液中の水分である血漿+血管外の間質液)がある
・体液の中には酸素や栄養や電解質(ミネラル)などいろいろな物質が溶けている
・細胞は細胞外液といろいろな物質をやりとりして正常な活動を保っている
・細胞外液の状態が一定範囲に保たれていることをホメオスタシスといい、生きていく上で必要
・脱水や電解質の異常など、体液の異常はどれも命に関わる
・体液は、尿、便、汗、皮膚や吐く息から蒸発して体から失われる
・飲料水、食物中の水分、体内で栄養素が代謝されて生まれる水分で補充される
高齢者の体液
・成人で体重の60%以上ある体液は年とともに減り、60歳を超えると45から60%になるため、高齢者や脱水しやすくなる
・高齢者は、水分を貯蔵する筋肉が減り水分を含まない脂肪の割合が増えるため特に細胞内液が大きく減る
・細胞内の水分が少ないと細胞の機能が低下するため、軽い脱水でも意識障害などの症状が出やすくなる
・腎臓の機能が低下すると尿を濃縮する力が落ち、必要以上に尿で水分が出てします
・脳の機能が低下すると、体液が足りなくなってものどの渇きを感じなくなり、自ら水分を採らなくなる
・電解質の量は病気でない限り年齢によらず保たれる
・調節機能低下により、下痢、嘔吐、脱水、腎機能低下でバランスを崩しても修正が難しく、電解質異常を起こしやすくなる

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2018.02.27 08:49 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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