
心臓と血管
心臓
→血液を送り出すポンプ
・左右の心房(血液が流れ込む)と心室(血液を送り出す)に分かれ、各部屋の出口には弁という血液逆流防止装置がついている
・冠状動脈から酸素や栄養をもらい、自動的に電気刺激を内部に伝え収縮する刺激伝播系というしくみで規則正しく収縮している
動脈
→心臓から出る血液を運ぶ血管
静脈
→心臓に戻る血液を運ぶ血管
・動脈に比べて薄く血液はゆるやかに流れるため、逆流防止の静脈弁がついている
リンパ管
・毛細血管に直接戻れない間質液を回収して静脈に戻す管
血圧
→血液が血管の壁を押す力
・心臓が1分間に押し出す血液の量(心拍質量)と血管の柔軟さ(抹消抵抗)に比例する
・心臓が血液を押し出した時の血圧が最高血圧
・心臓が緩み動脈が弾力で血液をさらに末端に流す時の血圧が最低血圧
・最高血圧と最低血圧の差を脈圧という
高齢者の特徴
・心臓は老化しにくい臓器
・加齢で心拍出量はほとんど変化しないが、運動時により強く収縮し心拍数を増やす反応は悪くなる傾向がある
・有酸素運動を続けている人はこの機能がそれほど低下しないため、運動習慣によって心臓を強く保てる可能性がある
・血管は加齢による変化が大きく、詰まりやすく切れやすくなる
・動脈が硬化すると血管壁の弾力が落ち、動脈瘤ができたり破裂しやすくなる
・血管が硬くなるので、血液量に応じて最高血圧は上がり、収縮しにくくなり、最低血圧は逆に低下する
・血管の内腔が狭くなるので血栓で血管が詰まりやすくなる
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