
血液
血液
→体液である血漿中に、赤血球、白血球、血小板の3種類の細胞成分が(血球)が浮いているもの
・赤血球は、ヘモグロビンを含む細胞で酸素の運ぶ
・白血球は、異物から体を守る細胞
・血小板は、血液凝固に関わる細胞の断片
・3種の血球はすべて骨髄中の同じ造血幹細胞から生まれる
血漿タンパク質
→血漿の中を流れる成分のひとつ
・ホルモンや栄養などの運搬に関わるアルブミン
・抗体として体を病原体から守るγグロブリン
・血液凝固に関わるフィブリノゲン
などがある
血液凝固と血栓が溶けるしくみ
1)血管の内面を覆う内皮細胞が壊れて出血が起きると、そこに血小板が集まって蓋をする
2)様々な血液凝固因子が集結し、血漿タンパク質のフィブリノゲンが網目状のフィブリンに変化して赤血球を絡め取る(これが血の塊の正体)
3)血管の修復が終わると、血液中のプラスミノゲンがt-PAの働きでプラスミンに変化してフィブリンを溶かして赤血球を解放し、血の塊は消える
高齢者の特徴
・加齢で赤血球とヘモグロビンは減る傾向があるので、貧血を起こしやすい
・赤血球を骨髄で作るには腎臓のホルモンや胃から出る内因子が必要なため、腎障害や胃粘膜の萎縮があるとさらに赤血球は減る
・白血球と血小板の数は加齢で減らないが、働きは影響を受ける
・高齢になるほど免役の異常が起きやすく、白血病など骨髄の病気となれば血球が全体的に変化する
・高齢になるほど動脈硬化は進み内皮細胞が傷つきやすく、血液凝固が亢進し血栓ができやすく、脳梗塞や脳塞栓が起きやすくなる
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