
腎臓のはたらき
腎臓
→糸球体という毛細血管の集まりから血液をろ過し、体に必要な成分をもう一度血液に戻す再吸収を行って尿を作る
・腎臓は血圧を上げるホルモンや赤血球を増やすホルモンを出し、腸でカルシウム吸収を増やすビタミンDの活性化を行うので、血圧や貧血や骨とも関係の深い臓器である
尿
→腎臓で作られ、尿管を通じ膀胱へ運ばれ一時的に溜まった後、尿道から外に出される
・正常な尿には、ブドウ糖などの栄養素、血漿タンパク質、赤血球などは含まれない
・尿に排泄される水や電解質の量は体の状態によって増減する
・尿の成分で血液が正常に保たれている面があるため、腎臓の障害で体液のバランスが崩れる
高齢者の特徴
・腎臓は老化の影響を受けやすい
・糸球体は年とともに壊れ再生しないため確実に減っていき、病気がなくても70から80歳では20歳の半分しか機能しなくなる
・腎臓病、動脈硬化や糖尿病があると腎臓の血管の破壊はさらに進行する
・腎臓は薬の影響を受けやすい
・長期間薬を飲んでいる高齢者はさらに障害を受けやすい
・年をとると、尿を濃縮する力が落ち、薄い尿がたくさん作られるようになる
・一方、膀胱が小さくなり尿を保持する能力も落ちる
・その結果、1回の尿量が少なく、排尿回数は増え、夜間、トイレに立つ事が増える
・年とともに、膀胱の緊張が低下し残尿も増える
・男性は前立腺肥大でいっそう残尿や排尿困難が起きやすくなる
・女性は外尿道括約筋の力が低下しやすく、お腹に力をいれたときに尿もれしやすくなる
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