
免疫
非特異的生体防御(自然免疫)
→異物はみんな排除するという、身体を守る最前線
・皮膚や粘膜は何層にも重なる細胞で異物の侵入をブロックしたり、ネバネバの粘液でからめ取り繊毛の動きや咳で外に吐き出したり、唾液や胃酸で殺菌したりする
・腸内や膣の中には乳酸菌が棲んでいて、その縄張りで悪い菌の侵入を防いでいる
・マクロファージなどの白血球は異物を貪食する
・NK(ナチュラルキラー)細胞は体内をパトロールし、生まれたてのがん細胞や感染した細胞をやっつけていく
・病原体が入ったときに発熱するのも生体防御の一つで、熱が出ると多くの病原体が体内で増殖しにくく、免疫細胞は活発になり組織の修復も速まる
特異的生体防御(獲得免疫)
→特定の異物を認識してから機能するので発動が遅い欠点があるが、非常に強力
・体液中の抗体で戦う液性免疫と、感染した細胞ごとにやっつける細胞性免疫の2種類があるが、いずれも主役はリンパ球という白血球、特に胸腺で成熟するT細胞である
・この防御法で初めての敵と戦えるようになるには1週間ほどかかる
・最初の感染で愛艇を記憶し、2度目に侵入された時は即座に強力に対応できる
・あらかじめ無毒にしたり弱めたりした病原体やそのかけらを体内に入れて実戦練習し、相手を覚えてもらうことで感染症を防ぐことができる
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