変性疾患で運動が障害される病気

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変性疾患で運動が障害される病気

脳の変性疾患
・小脳など運動に関わる部位に神経細胞の変性が起きると、筋力低下やパーキンソン症状のような動きの異常が起きる
・こうした疾患は全て徐々に進行し、転びやすく構音障害や嚥下障害が起き、やがて車椅子か寝たきりとなる
・根本的な治療法がないため、転倒予防や飲み込みやすい食事、文字盤などを使った意思疎通を工夫して寄り添うケアが必要
脊髄小脳変性症:動きがぎこちなくなる
→小脳や小脳の連結する脳幹・脊髄の神経が変性して体の動きがおかしくなる疾患
・体が揺れて不安定に歩く、ろれつが回らないなどの症状が出る
・いくつかの種類があるが、多いのが多系統萎縮症の一種
多系統萎縮症
→小脳、黒質、大脳基底核、脳幹と脊髄といった無意識の体の動きを制御する多くの系統の神経が変性し萎縮していく疾患
最初に萎縮が始まる部位が、
・小脳なら、協調運動の障害
・黒質や大脳基底核なら、パーキンソン症状
・脳幹や脊髄なら、シャイ・ドレーガー症候群という自律神経の障害が主に現れ、進行するとその全部が一緒になったような症状が出る
進行性核上性麻痺:下に目を向けられない
→無意識の運動を制御する脳基底核が変性する病気で、パーキンソン症状が出る
・平行感覚が悪くなり、うなじの筋肉が硬くなって首が上向きになり、眼球を下に向ける筋肉が特に動きにくくなる
・思考が緩慢になるので、認知症のような症状が出ることもある

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2018.03.08 10:45 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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