甲状腺の病気

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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甲状腺の病気

甲状腺機能低下症
→体内の代謝を促進し体を元気にする作用がある甲状腺ホルモンが減る状態
・毛が薄くなり皮膚が乾燥する
・よくウトウトし、声がかすれ低くなる
・便秘がち
・なんとなくADLが低下するなど
・この病気の症状は普通の老化でもおこるため、見過ごされがち
・甲状腺ホルモンは脳の機能も高めるホルモンのため、減ると精神活動が低下し、無気力や物忘れが起きるが、うつ病や認知症と誤解されることがある
・進行するといムコ多糖類という物質が皮下にたまり、押しても痕がつかない粘液水腫というむくみのような状態になるので、それほど食べていないのに体重が増えて気づかれることもある
・甲状腺機能低下症の多くは橋本病(慢性甲状腺炎)によって起こる
・橋本病は、甲状腺が自分の抗体で攻撃されてしまう自己免疫疾患で、中年以降の女性に多い
・高齢女性が元気がないときは、甲状腺の機能低下も疑ってみる
・薬は、元々甲状腺で作られている甲状腺ホルモンと同じで不足分を補うだけなので、適量であれば副作用はなく、きちんと飲めば症状は改善される
甲状腺機能亢進症
→甲状腺ホルモンが過剰になった状態
・自己免疫疾患のバセドウ病が一番の原因
・この病気の典型的な症状はすべて高齢者ではわかりにくい傾向がある
・高齢者では、食べているのに急にやせてきた時に疑ってみる
・心房細動など不整脈の検査で発見されることもある
・若い女性に多い病気

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2018.03.12 05:59 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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