身体の検査法(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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身体の検査法

MRI(核磁気共鳴画像)
→大きな磁石の中で電波を体に当て、出てきた信号を画像に処理する装置
・目的に応じて条件を変え、特定の構造を目立たせる
・骨の病変はわかりにくいものの、軟部組織や細かい病変が見えるので、椎間板ヘルニアや脊髄、脳腫瘍、小さい梗塞などの診断に使われる
・場合によっては造影剤を使うが、MRIでは造影剤なしでも血管や尿路を移すことが可能(血管造影MRI、MR尿造影)
・X線検査と違い、放射線被爆がない長所がある反面、強力な磁場の中に入るため、ペースメーカーや人工関節など磁力の影響を受ける金属を体内に入れている人は使えない
・撮影時間が長いので、検査中、大きな音がある狭い装置の中で数十分じっと動かずにいるのは不安も強く、閉所恐怖症のひとや、認知症の高齢者には実施できないこともある
※血管、尿路のX線造影やCT、MRIで使う造影剤は薬剤性腎機能障害を起こしやすいため、腎機能の低下した高齢者では特に注意が必要
超音波(エコー)検査
→ゼリーを肌に塗り超音波を当て、部位による反射音の違いで臓器の構造や動きをリアルタイムで観察する検査
・被爆の心配はなく、苦痛もほとんどない
・空気や骨や厚い脂肪の奥は見えにくいので、肺の検査には向かず、腸、脳、肥満の場合などはわかりににくい面がある

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2018.03.15 07:14 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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