身体の検査法(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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身体の検査法

核医学検査(PETとSPECT)
→CTやMRIが臓器の「形」を見るのに対し、PETやSPECTは「働き」を見る検査
・微量の放射線を出す元素を血液に投与し、体から出てきた放射線量を画像に対して投与した元素がどの組織に取り込まれたかを見る
・使用する放射性元素の違いでPETとSPECTに分かれる
PET
→血流や臓器の代謝を見る他に、他の検査で発見できない全身に散らばった小さいがんを見つけるのに役立つ
・たいていのがん細胞が普通の細胞より多くのブドウ糖を取り込むので、ブドウ糖に似た放射線元素を使う
・PETには特殊な装置が必要なため、実施できる施設が限られる
SPECT
→脳の部位による血流量の違いがわかりやすく、認知症の診断に広く使われている
内視鏡検査
→先端にカメラのついた管を鼻や口や肛門から挿入して、胃腸などの消化管、咽頭から気管支などの気道、膀胱など尿路、関節腔などの内部をリアルタイムで観察する検査
・先端にナイフなども付けられ、検査用の組織を採取したり病変部位を切除する手術を行ったりすることもできる
・内視鏡による手術は体を切って開く手術よりも体の負担が少ない利点がある
心電図
→刺激伝道系で心房から心室全体へ電気的興奮が広がる様子を体表面の電極で記録するもの
・心臓のどこに異常があるかがわかり、不整脈の種類や心筋梗塞の部位などの診断ができる
・基本の波形では、心房の興奮を表すP波、心室の興奮を表すQRS波、心室の興奮終了を示すT波が見られる
ホルター心電図
→携帯型の電極を胸につけたまま24時間連続の心電図を記録する
運動負荷心電図
→階段の昇降、動くベルトの上を歩く、自転車をこぐなど、心臓に運動の負荷を与えて心電図に変化があるかを調べる

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2018.03.16 05:20 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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