血液中の成分の検査(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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血液中の成分の検査

アルブミンでわかること
・血漿タンパク質のアルブミンは肝臓で作られるので、アルブミンの量は肝機能の指標となる
・たとえ肝臓が正常でも材料がないと合成できないため、アルブミンは栄養状態も反映する
・アルブミンは、血漿タンパク質の中で一番多い
・アルブミンは毛細血管の水分の出入りにも深くかかわり、低下すると体がむくむ
・血清アルブミンが3.0g/dLを切ると足や下腿にむくみが出始め、ひどくなると背中や上肢もむくむ
・アルブミンが減ると褥瘡もおきやすくなる
・アルブミンは回復のために消費され、血管外は漏れ出たりCRPの材料にされるので、体に炎症があっても減る
・慢性の感染症や重い褥瘡など炎症性の疾患があるとアルブミンは減る
・炎症でアルブミンが減っているときは、炎症の治療と栄養管理の両方が必要となる
・糖尿病性人証など高齢者に多い腎臓の病息でもネフローゼとなり、アルブミンは減る
・病気がなくとも加齢でアルブミンの合成が低下する上に、様々な理由で栄養がとれなくなる高齢者は低アルブミン血症になりやすい
・薬と結びつくアルブミンが少ないと遊離した薬の濃度が高まり薬の有害作用が出やすくなる
・高齢者は、栄養状態が悪いと病気になりやすく治りにくく、結果的に寿命が縮まる

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2018.03.17 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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