血液中の成分の検査(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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血液中の成分の検査

CRP(C反応性タンパク質)
→体内の炎症や組織破壊の程度をよく反映する
・健康ならほとんど存在せず、問題が起きると数時間から数日で上昇し、重症度に応じて高くなる
・感染症や関節リウマチなど炎症をおこうす病気の診断や重症度の判定に使われる
・組織が破壊されているかどうかの診断も可能
・炎症の場合、白血球数や血沈(赤沈)も増え、CRPとともに炎症のマーカーとして使われる
肝臓の障害を調べる
・AST(GOT)、ALT(GPT)、乳酸脱水素酵素(LDH)は、肝臓の細胞内に含まれている酵素なので、肝機能が壊れると血液中に漏れ、血中濃度が上がる
・肝臓が合成している物質の血中濃度の低下は肝臓の働きが弱っていることを示す
・肝臓だけで生産されている血漿タンパク質のアルブミンと、アセチルコリンなどを分解する酵素のコリンエステラーゼの低下は肝臓の障害をよく表す
・血液凝固因子のプロトロンピンも肝臓で作られるため、プロトロンビン時間(PT)も肝機能を反映する
・ビリルビンは黄色い胆汁色素なので、肝臓だけでなく胆嚢や胆汁の通り道の問でも増え、黄痕を起こす
・アルカリホスファクターゼ(ALP)やγ-GTPは、肝臓や胆嚢のがんや結石などで胆汁がうまく流れないと値が上がる
・γ-GTPはアルコールで増えるため、検査前に飲酒すると上がってしまう

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2018.03.18 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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