高齢者の感染症(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者の感染症

ノロウイルス
・カキなどの二枚貝などに含まれる
・十分な加熱をしなかったり、ウイルスの付着した手や食器で食べたりして感染する
・激しい嘔吐と下痢を起こす
・感染力は非常に強い
・感染者の便や嘔吐物に含まれ、空気中に飛び散ったウイルスを吸い込んで感染するため、集団感染の恐れがある
・免疫が長く続かず、何度でも感染するため、一度かかっても安心できない
・治療薬はないため、予防に努める
・発症時は、脱水と電解質異常、嘔吐物の誤嚥に注意が必要
細菌
・1個の原始的な細胞からなる生物
・抗菌薬により殺したり増殖できなくしたりできる
・薬が効かない耐性菌も出てきた
・高齢者はインフルエンザウイルスにかかったり、心臓、肺、腎臓などの基礎疾患が悪化して体が弱ったりした時に、肺炎球菌や黄色ブドウ球菌などの菌で肺炎を起こすことがある
黄色ブドウ球菌
・誰でも体表や腸管の中に多かれ少なかれ持っている
・体が弱ったときに大増殖したり、他からたくさんもらったり、肺に入る、傷口から血液に入ると発症する
・バリアを張って免疫の攻撃から逃れやすく、肺炎や骨髄炎の原因となる
・皮膚の真皮や皮下組織に侵入すると蜂窩織炎(ほうかしきえん)を起こす
・黄色ブドウ球菌が増殖するときに出す毒素は食中毒やショックの原因となる

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2018.03.20 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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