高齢者の感染症(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者の感染症

クラミジア
・一般的な細菌と違い自ら増殖できず、宿主の細胞内でのみ増殖する菌
・肺炎クラミジアを高齢者が吸い込むと、肺炎を起こすことがある(クラミジア肺炎)
・鳥から感染して肺炎になることもある(オウム病)
・性病を起こすタイプもある
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
・抗菌薬の使用で生き残った菌が薬の攻撃をかわす術を身に付けて耐性菌となり、さらに新たに開発された抗菌薬にも耐性を獲得し、結果的に多くの抗菌薬が効かなくなった菌が多剤耐性菌という
・多剤耐性菌の代表的なものがMRSA
・日本では、医療機関内の黄色ブドウ球菌の半分以上がMRSAとなり、院内感染が問題となっている
肺炎球菌
・院内感染を除くと、市中の感染による肺炎の原因として一番多い菌
・人の鼻腔や咽頭の中にいて、インフルエンザなどで弱った体を攻撃する
・髄膜炎や敗血症の原因となることもある
・ワクチンがある
腸管出血性大腸菌(O157)
・食後3から5日くらいして激しい下痢で発症し、血の混じる水様便(血便)が出る
・ベロ毒素という毒を出し、腸の粘膜を傷つけるだけでなく、ひどいと腎臓や脳に障害を起こすなどして命に関わることもある
・食物だけでなく保菌者の便からの二次感染もある

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2018.03.21 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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