皮膚、粘膜、爪の色

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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皮膚、粘膜、爪の色

白っぽい(貧血)
・赤血球が減るので皮膚(特に爪や瞼の裏)が白くなる
青紫色(チアノーゼ)
・血液中に酸素が少ないと皮膚や粘膜が青紫色になる ※貧血では出にくい
・特に唇や爪でわかりやすく、寒さで血管収縮、血管が詰まるなどで起き、肺や心臓の病気が原因のときはばち指を伴うこともある
黄色(黄疸)
・肝臓など胆汁の経路に問題が出ると、ビリルビンが小腸に排泄されず血中に増えて体が黄色くなる
・みかん、トマト、ニンジンの食べ過ぎで手足が黄色くなるのと違い、黄疸では白目も黄色くなる
紫斑(内出血)
・高齢では真皮や皮下組織が薄く、弱った血管が簡単に内出血するので、手の甲や前腕などに紫斑があることは珍しくない
・心配はないが、高齢で痩せた人は軽い圧迫や摩擦で簡単に内出血する
褥瘡の発赤
・皮膚が長時間圧迫されて血流が途絶えると皮膚の細胞が壊死し潰瘍ができる
・こうした床ずれは最初に赤紫色の斑として現れ、この部位をマッサージしてはいけない
・皮膚が弱く壊死の範囲がさらに広がり、感染があると菌が移動して敗血症になることもある
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
・皮膚深部から皮下脂肪の部分にかけて細菌が感染した状態
・放置すると命に関わる

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2018.03.24 09:56 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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