高齢者と薬の関係(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者と薬の関係

高齢者で気を付ける薬の知識
・高齢者は薬の影響を強く受けるため、どんな薬でも注意が必要
・異常な行動、頭痛、吐き気など病気のような症状は薬が引き金の可能性もあると疑い、不安な時は薬剤師や医師に相談する
・特に注意が必要な薬を以下に示す
1)向精神薬
・睡眠薬や抗うつ病などで、脳の神経に作用し、精神状態や脳が原因の異常な体の動きや行動に影響を与える薬
・高齢者は向精神薬の作用を強く受け、認知症のようになったり、意識障害を起こしたり、せん妄やふらつきなどを起こし転倒の原因になることがよくある
2)NSAIDs(エヌセイズ)
・通常の痛みには、炎症による痛みを抑える非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)がよく使われる
・NSAIDsは胃腸と腎臓を荒らしやすく、高齢だと簡単に胃潰瘍、腸炎、腎障害を起こすことがある
・胃薬と一緒に十分な水で飲み、その後に体調不良、むくみ、黒い便が出ないか注意する
3)抗菌薬
・菌の増殖を抑えたり殺したりする薬で、化学合成によるものと微生物が作る抗生物質(抗生剤)とがある
・効果のために血中濃度がある程度高く一定時間維持される必要があるので、勝手に途中で止めたり、飲んだり飲まなかったりしては効果がない
・抗菌薬は様々な種類ごとに特有な有害作用がある
・胃腸や肝臓への障害の他、腸内の乳酸菌な体にとって良い菌も殺してしまうため、下痢や腸炎の原因にもなる

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2018.03.27 06:53 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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