
薬の剤型と投与方法
剤型の種類
6)吸入剤
・薬を専用の機器に充填し、噴霧等により直接皮膚や鼻、のどの粘膜などの局所に使用するもの
・気管支、肺胞に吸い込んで全身に作用させるもの
・エアゾール吸入剤(噴霧剤)、ドライパウダー吸入剤などがある
7)外用液剤
・薬を水、糖液、少量のアルコールなどに溶かし液体状にしてあるもののうち、外用で使用するものをいう
・消毒剤、含そう剤、点眼剤、点鼻剤、点耳剤などがある
8)軟膏剤
・皮膚や粘膜に簡単に塗れるよう、薬の成分を油性や水性などの基剤に均一に混ぜ込んだ半固形剤のこと
・油性基剤のものを軟膏剤
・乳性基剤のものをクリーム剤
・懸濁性基剤のものをゲル剤という
9)貼付剤
・薬を布(パップ剤)あるいはプラスチック製フィルム(プラスター剤)などに伸ばしてつけたものを皮膚に貼り付けて使用するもの
・局所的に貼付した皮膚やその周辺の筋肉、関節などに作用するものは湿布薬
・皮膚から持続的に吸収させて作用させるものは経皮吸収薬という
10)坐剤
・薬の成分を軟膏剤のように油性や水性の基剤に均一に混ぜ込んで一定の形に成型したもの
・肛門内や膣内に挿入して局所に作用させるものと、吸収後、全身に作用させるものとがある
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