危険な痛み(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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危険な痛み

病変と痛みを感じる位置(別の部位が痛みことも多い)
・内臓の障害は必ずしもその内臓の位置が痛むとは限らない
・左腕が痛く胸は痛まない心筋梗塞など、別の場所に痛みが起きて問題の箇所は痛まないこともある
・痛む部位に目を奪われ重大な疾患を見逃さないようにする
・感覚神経の情報が伝わるときに脊髄の中で混線して脳が勘違いし、臓器の痛みが違う部位の皮膚の痛みとして感じられるのが関連痛で、ある程度部位が決まっている
頭痛
・頭痛で恐いのは、くも膜下出血や髄膜炎などの脳疾患
・突然ひどい頭痛が始まりどんどん痛みが増し、発熱、吐き気のない嘔吐、瞳孔の大きさが左右で違う、血圧が上がり徐脈になっている、そして意識障害があったら救急搬送する
・髄膜炎は高齢者の場合、肺炎球菌などが原因でも起き、網膜剥離症状がないかを確認する
・頭痛は緑内障や角膜炎など目の病気でも起き、放っておくと失明する
・額の帯状疱疹を頭痛に感じることもあるが、顔面の帯状疱疹は角膜炎や顔面麻痺や難聴を起こすこともあるので、必ずおでこ、耳介・外耳道あたりに水疱ができていないかを確認する
のどの痛み
・風邪などによる炎症が多いとはいえ、嚥下機能が衰えた高齢者は魚の骨がのどに引っかかって菌が入り膿尾がたまることもある(膿瘍)
・その他にも気道の異物や急性喉頭蓋炎など、窒息の危険がある咽頭通もある

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2018.04.09 06:56 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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