
咳や痰が多い
痰(喀痰)
→気管に入った異物が粘液で絡め取られたもので、副鼻腔炎で出た鼻水の塊がのどに落ちたものとは区別する
・通常、腺毛で咽頭から上に戻り口から吐き出されるか食道に飲み込まれる
・大量の菌が入るなどで粘液の量が増えると気管に留まり苦痛を起こす
・黄色や緑色の痰は白血球が細菌と戦った印で、何かの感染や炎症が考えられる
無色で気泡のある痰
・ネバネバが強くて出しにくいもの(気管支喘息)
・サラサラで出しやすいもの(ある種の肺がん)
・血が混ざるもの(喀血)
咳
→気管や気管支などが刺激されたときに起きる反射
・侵入した異物や痰を外に出でるので咳は体の防御に必要だが、長く続くと体力を消耗してしまう
・咳をするには十分な息を吸い込んで一気に吐き出す必要があるため、意識低下や筋力低下があると咳がでるはずの病気でも出ない
・肺と心臓は直接血液のやり取りをするので、呼吸困難と咳がある場合は、肺だけでなく心臓の病気も考えられる
・咳は気道のウイルスや細菌感染によるものが多いとはいえ、咳や痰にバイタルサインの異常を伴うときはすぐに受診する
・頸動脈の怒張や下脚の浮腫があれば肺塞栓も考えられる
・咳が3週間以上続くときは、結核の可能性もあるため検査が必要
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