トレーニングの基礎知識(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

CIMG7016_convert_20150826084920.jpg

トレーニングの基礎知識

歩くための筋肉を理解する
・歩行時の転倒は、歩行に関する筋力の向上で、ある程度は阻止できる
・サルコペニアや歩行の不安定さに一番大きく影響するのは、骨盤、大腿と下腿の筋肉の衰えのため、立っている状態を保持し、歩く時に使う下肢の筋肉を理解する
歩く時には、
1)まずふくらはぎの下腿三頭筋を収縮させて重心を前に移動させながらつま先立ちになる
2)かかとが上がると同時に反対側の下肢を前方に移動させてその足を軸にして下肢を前方に振り出し再び着地する

・つまり、下腿三頭筋の筋力低下で重心の移動がしにくく歩幅が狭くなり、大腿四頭筋や前脛骨筋の力が不足するとつま先を地面に擦りやすく転倒のリスクが高まる
・この時に、骨盤が安定していないとぐらつくため、骨盤を前と後ろから支える腸腰筋と大殿筋、内と外で支える内転筋と中殿筋も重要
※立位と歩行時の転倒予防としては、このあたりの筋肉を意識してトレーニングする
・これらの筋肉がしっかりしていると立位も安定する
・転倒はバランス感覚の欠如によっても起きやすく、できるだけ運動することでこうした感覚を養う必要もある
・歩行では、歩くやすい足にあった靴を履き、足が痛くならないように工夫する

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2018.04.21 06:43 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医療トレーニングの基礎知識(3)












管理者にだけ表示